4. pycron の設定
インストールに関しては、ダウンロードしてきた実行ファイルをクリックして順次、展開させていけば
問題ないと思います。
分かりやすいディレクトリに、サービスとしてインストールしておけばOKです。
このサービスの自動・
手動、開始・停止の設定は管理(ツール)のサービスのなかのPython Cron Service
で行います。
実際に運用する時には、自動・開始にしておきます。
インストール先には、crontab.txt が用意されていないので、その名前で
空のファイルを作ります。
最初からある、crontab.txt.sample というファイルをリネームしてもいいのですが、
あとで参考に
なるかもしれないので念のため、そのまま取っておいた方がいいでしょう。
次に、pyCronEditor を起動してみます。
インストール先からでも、[スタート]→[プログラム]→[pycron] からでもドッチでもいいです。
左の[File]から[OPen]して、crontab.txt を選んだ後、[Item]から[New]を選ぶと、枠内に
* が
5個並びます。
これは、毎週、毎月、毎日、毎時、毎分、右側に指定された Taskを実行しますよ!
ということです。
* の並んでいる行にカーソルをあわせて、Wクリックすると Task Properties の画面が
現われます。
下のほうの Wizard ボタンを押すと、いま選択されている日時分などがチェックされています。
自動運転のタイミングに関してはこの Schedule で決定するわけです。
ここだけで殆んどのタイミングをカバーできる筈ですが、もし出来なければ複数行を使います。
[Command] と [Parameter] の2ヶ所には、適当なナニカを入れます。
試しにそのまま、[Test execution]ボタンを押してみてください。
無反応であれば、「時間は指定されてても、何もしないよ」ということです。
壊れることはないと思うので、いろいろ試してみましょう。
以上で、大体の様子がわかったと思います。詳しくは pycron の入手先や検索で確認して
ください。
crontab.txt.sample にも、うまく要点がまとめられています。
慣れたら( or 理解出来たら)、crontab.txt を直接編集してもいいのです。
# 月 の 14時8分,17時8分,20時8分 に
8 14,17,20 * * mon "d:\perl\bin\perl.exe" H:\JV\SGET.pl 2
# 木 の 15時8分,17時8分,20時8分 に
8 15,17,20 * * thu "d:\perl\bin\perl.exe" H:\JV\SGET.pl 2
# 金、土 の 12時8分,14時8分,16時8分,20時8分 に
8 12,14,16,20 * * 5,6 "d:\perl\bin\perl.exe" H:\JV\SGET.pl 2
# 土日の9〜12時台には、10分おき(0,10,20,30...)に取得に行く
*/10 9-12 * * 0,6 "d:\perl\bin\perl.exe" h:\jv\SGET.pl 1
# 土日の13〜15時台には、5分おき(0,5,10,15...)に取得に行く
*/5 13-15 * * 0,6 "d:\perl\bin\perl.exe" h:\jv\SGET.pl 1
# 土日の16時台には、適当に(5,15,25,45)に取得に行く
5,15,25,45 16 * * 0,6 "d:\perl\bin\perl.exe" h:\jv\SGET.pl 1
# の後は、コメントになります。
日曜は 0 です。
⇒⇒⇒ [Command] と [Parameter] は、、
週データの取得の場合は、環境に応じて:例えば
[Command] を d:\perl\bin\perl.exe
[Parameter] を H:\JV\SGET.pl 2
当日の速報データやオッズを取得する場合は、環境に応じて:例えば
[Command] を d:\perl\bin\perl.exe
[Parameter] を H:\JV\SGET.pl 1
速報系取得の場合は、最後の SGET.pl の引数が 1 に変るだけです。
perl.exe の実行で、取得時のウィンドが煩わしければ、wperl.exe に。
wperl にしても、何も表示されない画面が出ているのでこれも邪魔。
その上、取得時の JV チェックに引っかかると10秒くらい止まってるし、、
で、どちらにしても目障りなので、自分は全部 Perl に戻しました。
[Schedule] の設定さえ正しければ、取得だけは問題ないと思います。
細部については、修正すべき個所もたくさんありますが、その辺は適当に、、
慣れるかイヤになるか、少し様子を見ることにして、ダメなら、他の方法
を模索します。
kbsTk.plなどでは、票数データや馬連・馬単・ワイドのデータは使っていません。これら
を外して
おいて終了後ユックリ JVOPT で入手するとかで、しばらくこれを使います。
# (コメントアウト)をウマク使えばいいのだから、crontab.txt をショートカットで使い
やすい場所
に置いて、いつでも書き換えられるようにするのも一つの方法。
レースが降雪などで中止になった時の対策も、考えたのですが面倒なので組み込んで
いません。
いろいろ使いやすいように直せば使えるツールだと思います。
これで、JVDTXT.exe がまったく要らなくなれば、ということです。
そうなると、VB 2005 Ex. を考えずにすむのでトテモ楽になります。
ただ、三日使った印象ではオッズ取得の種類をかなり減らさないと邪魔。迷う。