日記

経験には臨界点のようなものがあって、それを越えることで人を変える力がある。

二世三世の経営者や議員が軒並み愚鈍で恥知らずなのは、そうした経験の欠如のような気がする。多分、少し違う臨界点を通過しているのだろう。親の情からすると、経験は積ませたいがヘンなトラウマは負わせたくないということで半端になるんだろうなぁ、と妙に納得してしまう。

世間では、兵役のような不条理の世界とかが、その臨界を間近に見る最短距離だと言われているが、sSeia はそれについては経験がないので知らない。ただ、(悲惨とは違う)過酷な訓練を経験するという意味では同じなのかもしれない。

昨年の、同じくハンパ者の小泉の暴挙に対して為すすべもなく崩れていった国会議員連中のだらしなさと無定見さは、並の性根もないことを証明してしまった。

考えてみると、日本は誇るべきものは何もない。あると思っているのは、そうでありたいと思っているだけのこと。正確に言うと少しはあるのだが、自分の力で勝ち取ったものはあまりにも少ない。経験不足。
美談と言うのも日本には存在しない。「善意のボランティア」も「人の弱みに付け込むのが当たり前の」日本人にとっては信じがたい。だから、胡散臭い目で見る。
苦しみにあえぐ人々を皆の力で救うというようなこともないので、いつも黄門ちゃまの印籠を頼りにしている。作られたお仕着せの話を有り難がるだけだ。これも経験不足。頭の中で整理できていない。

協力して苦難に立ち向かったこともない。自分さえ助かればいいという根本があるからアメリカにも媚びることができる。民族としてのプライドさえアメリカに対しては媚びて捨てる。人間性まで捨てる。
小泉なんか、前に強そうなアメリカ人がいると、パンツ脱いで「好きにしてください」というようなイメージでしかないが、どうなんだ？ゲロッ。気持ち悪いぜ。

アメリカになんか媚びる必要はないし、対等に話をして譲るべきところは譲り、拒否すべきことは当然断ればいいだけの単純な話をヘラヘラしながら尻尾を振っている。それは、別に相手がアメリカだけの問題じゃなくて、中国だろうと、韓国だろうと、イスラエルだろうと皆同じこと。
いまはみっともない恥知らず、コビズミ政権。

このままでは、常に服従を是とする奴隷民族。嘲われる。
いくら永い封建社会の被支配に慣らされているからといって、アホやん。
有り得ない話をするのもナンだが、日本が例え北朝鮮に占領されても、「前からダイスキだった、金ちゃん〜！」などというヤツが必ず出てくる。
中国の属国になれば「おれは昔から親中国派。コトバ話せる」などと、はしゃぎまわるヤツがでしゃばってくる。その時、日本人１００万人殺されようと、５０年もすれば全部忘れて完全同化する。
それと同じだよ、今は。これをポジティヴ思考と言うのか？言わないだろ。

誰にでも抵抗なく従属できる日本人の特性を活かせば、戦士にでも天使にでもどちらにでもなることができる。戦士としての資質がないのは、客観性に欠ける独善的な思考のせい。
そんなことは、経験さえ積めば克服できる。だからといって、無駄な労力を使う必要が何処にある。無警戒でいいというわけではない。だが、まず戦う必要があるのか？

例えば、キューバがアメリカの喉仏に刺さっているのに抜くことができないのはナゼか、それを考えたことがあるのだろうか？
キューバは明らかに、アメリカ政権にとっては今も敵性国だ。
ただし、ブッシュが参加させない！と喚いても、キューバはＷＢＣに参加できる。
この辺の国民性と米政権、それを日本人のレベルと比較すると面白い。
日本人はキューバ人より格段に下の劣等民族なのか？
まぁ小泉とその周りにいるようなヤツは、もしかすると、だが。

そうしたメカニズムを理解することで政治や外交は動けばいいことで、ひたすら海外の脅威を訴えている連中の意図するところは下衆ネズミの欲望。
われわれは、もっと賢くならなければ歴史からも葬り去られる。
葬り去られるべきは、コネズミイズム。

だとおもう。
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あれこれ書くことで、呆れてアホが来なくなるのが狙い。
といっても、自分がアホでないとは思わない。
同じアホでも、いろいろあって、
踊るアホもいれば、書くアホもいる。
ということでアホでも、思うことが言える世の中である間は、
呆れるアホを遠ざけるために、心の毒を書きつづける。
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アホ〜ハ
あ、今年の夏はハワイに行きたい。
そういえば、ハワイの人は夏は避暑でカナダや米本土に行く人が多いんだよね。