日記

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2006年4月4日(火) 崖っぷち

 
散々、挑発しておいて自分の昇段チャレンジの方は開始から3連敗して後がない。
偉そうなことを言う sSeia にとっては「人生最大の屈辱」状態。

自分では進化しているつもりなのに、昨年のシステムの方が何故か成績がいい。
そこで3期終了後、泣く泣く元に戻して再出発。
すると、今期は2週でクリアしてしまった。

今年は GAP をテーマにしていながら、逆走していたのがその敗因。深く反省。
この傷が癒えるまではオトナシクしている事にしよう。

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データの取得に関しては、Perl で出来ることは分かったけれどタイマーでの取得は、やはり煩わしい。
使い勝手というというのは大事で、慣れればナンとかなると思っていたけど、なかなか慣れない。
やはり、VB.NET でも使おうかという気分になっている。
気合を入れれば2〜3日で一気に書き直せると思うけれど、Perl に比べると10倍面倒くさい。
どうせなら応用のきくものにしたいし、いずれやるつもりではいるけれど何時になるか分からない。

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そろそろ将棋の名人戦の時期なので、サイトを見て廻っていたらこの世界でも、いろいろトラブルが起きているようで面白い。
キーワードは、「米長、武者野、ワリオ、マリオ」くらいかな。
ニュースにはなっていないが、これからがいよいよ佳境。
騒ぎの好きな人には楽しめると思う。

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2006年4月12日(水) 習慣

 
経験の浅いヒトほど、信念とか信条なんてものを深く考えもしないで、その時の都合で言ったりするが、たまに「良いこと言うなぁ」なんてのがあるから困る。
騙されたのに気がついて、大嫌いになるパターンが最近特に多い。言ってることが出来ないのなら、ゴメンナサイと言えばすむことでも「ヘラヘラしてるだけの」小鼠みたいなヤツが増えているのも確かだ。

人間関係、ウマくやっていくのは難しい。「好き」というのは理屈じゃないけど、「キライ」というのは、なにか理由がある。
なんて言ってたら、「オヤジの好きなタイプは分かりやすいよなぁ〜」と言われた。

松たか子の最近のCMはチョット気に入らないけど、まぁ出ているうちはせいぜい買おうと思って、パンでもビールでもつい頑張ってしまう。
何千万もするような高額なやつでも、チャンスがあれば気合で買うよ。。
朝は、米の飯に味噌汁が付いてこないとダメな体だったのに、いつのまにか、この時期だけはパンでも我慢できるようになってしまった。

逆にキライなヤツがCMやってると、絶対に買わない(つもり)。
実に、騙されやすい単細胞。

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桜花賞は総取りで快調なスタートが切れたけれど、競馬ではマダ良く分からないことが多すぎる。
分からないコトというのは、競馬自体のことではなくて自分自身の壊れかけの思考回路。
100回検討したら、半分くらい外すだろうという想い。却って、迷いが出てしまった。

GTコンテストの結果を見ると三連単の的中者が3〜4百人いるようで、それだけ簡単なレースだったわけだけど、当てに行って半分外すようならマズい。

まぁ、あそびに徹して楽しむ方はトータルでプラス間違いないのでいいけど本気モードのほうも納得できるナニカを手に入れたい。

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TARGET の新しいバージョンでは、馬券検討時でも外部指数が表示できるようになったので、とても使いやすくなった。

自分のINDEX のほうは、かなり飛躍した形になってしまったので、この外部指数のところには DM 予想値が入るようにして約2年分のデータで検証している。
もとの DM 値は、1/100秒単位のタイムなので、最速は5桁をそのまま表示、2位以下は最速を1000 として差を減算としている。
最速値をそのまま表示するのは、予測される走破タイムが欲しいから。
2位以下を換算値にするのは、このほうが間違いなく見易い、という理由。

あそぶシリーズで、以前 1/10秒に置き換えて処理したのと基本的には同じだけど、提供プロセスを考えてリアルタイム系データからの取得。
もう一つの基準値くらいの感覚で使えばいいような気がするので、しばらくテストしてみようと思う。

要望あればシリーズのほうで追記。いまのところ予定なし。

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このシーズンになると開催日以前に提供される枠順確定前のデータでいろいろ検討したいレースが多くなる。
対応は簡単。但し、非蓄積系のデータだけを使う場合は、木曜日の午後8時までは必要なデータが揃わないので、それ以後ということになる。

これについても、要望あればシリーズのほうで追記。いまのところ予定なし。

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【上位レジストラにて「xrea.com」が停止され、名前の解決が停止、不安定に】
という問題については、別にバックアップサーバーを準備しようかな、と思ったけれど、まぁソコまでするようなサイトでもないですね。

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皐月賞、天候〜馬場が気になるけど、がんばりましょう。

2006年4月19日(水) 亡国の亡者たち

 
愛国心と愛国主義は同じようで全く違うもの。
身びいきだけの、それもご都合主義の理屈を押し付けようとするのが小泉や安倍の考えている愛国主義だ。
国を誇りに思い、何処にいても心の支えになり、更に良くなっていくことを望む。そんな気持ちが自然に芽生えるような環境を作る方が大事。
口からでまかせの政治家や、売国を是とするようなヤツらに愛国心などというコトバを言って欲しくない。

小泉のように、口で言うことと行動が一致しない詐欺師連中を真っ先に切り捨てるのが愛国心。
愛国心に目覚めればこんなやつは、ひとたまりもなく追い払われる。
その破廉恥漢がのさばりつづける現状を追認させようというのが愛国主義。すり替えに必死。

考えようによっては、国民が真の愛国心について考えるようになると小鼠の政治がいかに拙劣であるか気がついてしまう。
残念ながら誘導されている先は愛国主義。
それは低レベルな無知識層をターゲットにしたもので、権力を握った悪人達は必ずそこを狙ってくる。どちらかというと、民意未熟な低開発国の手法。
そういう意味でも悪意に満ちた政権運営。

知識層でそれに欺かれるのは少ないはずだが、今の日本は声高に主張する方が正義で、黙していれば認めたことになる。
自己陶酔と欺瞞、下劣な欲望。好き放題にされてなす術も無い知識層などいまや無用の存在でしかないのかも、

こうした構造は、実は我々の心的構造の中の問題で、理屈で言っても結局自分は例外と考えて済ましてしまう日本人らしさが原因。
悲惨な想いをした経験が無いので事の深刻さに目をつぶってしまう。
現状のままでも、まぁいいか〜俺だけ言っても仕方ないしさ。
まぁダメになるとしても、みんな相乗りで一緒だからな。
と、気がつけば小鼠一派が地獄の入り口をこじ開けようとしているのを見ているだけ。

というわけで、滅びへの道はさらに加速されていくように見える。
排他的であることは何のメリットも無い。
賢明であり大胆であることは国家として当たり前の姿勢だが、今の愚鈍・粗雑だけの低レベルな手法は最低最悪。

今の国会議員には真の愛国者がいないようなので、身びいきだけがすべての愛国主義に抵抗は少ないようだ。
政治生命を賭けて、と軽々しく言うが低次元な意識しかないタダのアホ連中。存在する理由も疑わしい。

その上、国民にも従来からの悪しき制度・構造を自ら変革していく意識が全く無い。
本当に必要なのは、個々の意識改革。これは、何時でも何処でも変らないテーマ。
何の意識を変えなきゃならないのかというのが、バカには分からない。
分かっているレベルのやつは、そこが稼ぎ場所なので知らぬ振りをする。
そういう危機意識を隠蔽するような形で選挙にのぞみ、ひたすら自分の余禄な部分を守れそうな候補に投票し亀裂を大きくする。

ということで言い方には少しの誇張と曖昧な定義を含んではいるけど、自分自身にもこれらのことで反省点はある。
こんなところが今の気分かな。

まぁ愚か者の一人としては、今のままでもいいけどね。
後から来る連中がかわいそうでならない。
でも、ケセラセラ、か。

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★最近「読んで良かった」と思った競馬本。

「坂井千明のコースの達人」
千明塾が話題になっていた時に、たまたま見つけたので読んでみた。
結構いい内容だった。阪神も改修されるし、今買うのは少し無駄っぽい、、
書かれている内容は、それほどビックリするようなことではいないが、説得力はある。
怪しい必勝本のシリーズを読む時間があったら、こういう現場の人間の言うことに耳を傾けた方がいい。
ただ、最近の元騎手の中にはこのヒトを含めて、なんとなく胡散臭い方向に行きそうな雰囲気があるのはチョット淋しい。
そっちは少し違うんじゃないか、ということ。

「殴る騎手」
かなり古い。たまたまヒトが持っていたので借りて読んだ。
馬券の役に立てるのは難しいかもしれないが、面白かった。
当たり前すぎて、笑った。

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TARGET のバージョンアップが続いているが、これからも楽しみ。
いよいよ、JRAのクラス昇級ルール適用も間近になった。
ダービーまでのしばらく、ノンビリしてるわけにもいかない。

現実の社会から逃避してるわけじゃないけど、競馬のスクリプトのことを考えている方がよほど楽しい。

馬券でいくら儲かっても、素直には喜べない。
糞鼠がはびこるいやな世の中だ。

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2006年4月20日(木) 読書

 
コレを読めといって友人から一冊の本を紹介された。
「良心をもたない人たち」
マーサ・スタウト ( 草思社刊 )
かなり売れているようだ。

これは小泉について書かれた本ではない。
しかしここには、まさに小泉の症例が列挙されている。
昔聞いたミルグラムの実験も思い出した。同じ事を、国家権力を握ったサイコパシーが幾度となく繰り返すことやその不可避性についても述べられている。
ある意味、人類の未来に限界と絶望とを感じてしまう。

数少ない、それでも25人に一人いる良心のかけらもないサイコパシーを見抜くことは、それほど難しいとは思わないが、確かに権力を持たせるリスクは避けようがない。
その対策は、極めて難しい。
対策はあってもそれが正しいかどうかの検証が至難。
小泉には、麻原や何人かの死刑囚と同じイメージを感じていたが、こんなところに理由があったのかもしれない。
自分の考えている地球の癌細胞というのは、こういう連中のことだったのかとなんとなく納得。ボンヤリとしたイメージがかなり明確になった。

読んでいて、自分もその一人ではないのかという想いにとらわれる恐怖も味わった。
アベカンなんかは、この分類から外しても良さそうだとも思った。ただ、政治家の無能は倫理観の欠如の次に重い罪だ。

sSeia は、先入観が強い。要するにアタマが硬い。考え違いをしているかもしれない。だから他の人間も自分と同じ考えを持つべきだとは思わない。

難解な本ではない。一読をすすめる。

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Akiary v.0.61