日記

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2006年7月23日(日) 無力感

 
簡単な理屈なのに気がつかなかったのは、やはり自分も強い煩悩に惑わされていたようで、最近は熱も完全に冷めてしまった。

システムと言えるようなものではないけれど、とにかく今のやり方で十分だし満足。思ってもいなかったことだが、確実に儲かると分かったとたんに競馬への興味も薄くなった。
やめる訳でもないけど、これ以上追求する気もおきない。
スクリプトを磨き上げて最適化するのも、速くなったところで意味もないし多分コレもやらない。

いまのところ、しばらく満足感に浸っていたい。もう少し考えればもっと合理的になるだろうが、そんなことをやる意味もなさそう。すれすれの不安感を抱いたまま、資金を転がしているのもケッコウ楽しい。
子供らの将来に寄与する「ナニカ」ということも考えるが、能力があれば自分で気付くだろうし意識する必要もなさそうだ。

それより実のところ、今度は株で本格的にあそぼうかなと思っている。今迄もやってないワケではないけれど、運用は殆んど他人( 娘 )任せ。
昔からの自分のやりかたとかなり違う。最近の株安もいつのまにか売り抜けてくれている。

ケッコウおもしろそうなので、ネットで口座を一つ開いて遊びでやってみたが娘のようにウマクはいかない。少しづつでもかなりの損をする。
株で損をするようなヤツはアホだと思っていたが、自分ももしかすると同類。
やめたほうがイイと言われるとムキになる性格なのでしばらくは、このあそびにのめりこみそう。
株の需給のメカニズムは理解しているつもりなのにナゼか思い通りにならない。ナゼだ!という思いが強い。
競馬の儲けのほうまで手をつける気はないが、行くところまでは行ってみたい。

それがダメでも、やりたいことはタクサンある。
モノを欲しいとは思わない。やりたいことをやる時間が、とにかく足りない。

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何度も書いていることだけど、自分は日本人である前に一人の人間。
極楽トンボの山本がナニをしようと、もともと日本人の性癖。大勢に影響はない。
政界に居る悪質な癌細胞を消し去るほうが急務だと思うのだが、増殖傾向。
既に、我が国は死んでいるのかも。

自然の環境は経済が破壊したものだから、いまさらそれにすがりついたまま復旧など出来るはずもない。人間の叡智というけれど、ただしい決断のようなものは最近見ることが少なくなった。哲学は経済の前では無力。すでに処方のしようがないようにみえる。
現状の危うさは、エゴと身贔屓の狭量な欲望主導で世界が動いていることにある。

ブッシュ・ブレア・金・小泉などの癌細胞連中に毒された世界。考えるのもイヤだが、確かに自分の力のなさを感じる。
おかしなヤツが権力を握る構造は壊した方がいいと思うが、最近はおかしなヤツのほうが多いというのも問題だ。

独善と横暴はダレにでもあることよ!とたしなめられても、オレの場合は大勢に影響ないだろ。。と反論するのだが、このへんも自己改造しないといけないのか?

まぁ思い通りにはならない世の中だけど、かつて( つかの間 )力を持っていた頃の自分を振り返ると汗顔。そのように世の中は、取り返しのつかない誤謬を積み重ねながら疲弊していくのかもしれない。

耐えがたい無力感。。。

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